なぜ、ブランドン・バルボ法律事務所を選ぶか

88年以上の実績をもって、全米50州のクライアントを代理できる、米国移民法のエキスパート集団だから。

米国移民法の情報源

各種ビザに関する情報源です。様々なタイプのビザへのご理解を深めるためにお役立てください。

閲覧する

ブランドン・バルボ

ブランドン・バルボ法律事務所の創立者、代表取締役、代表弁護士。1989年に弁護士としてのキャリアをスタートして以来、米国移民法を専門に従事。米国移民問題について、様々な政府機関にも協力している。

最新記事

グレースピリオド ― 60日間の出国猶予期間

米国で新たな生活を始めるためには、ビザの取得など多大なる労力を要します。長い道のりを経て、プロセスが無事に完了した暁には、「ようやく米国での新たなキャリア、新たな生活が始められる」と、安堵することでしょう。 しかし、よくよく練られたプランでも、残念ながら、常に期待通りに物事が進むとは限りません。例えば、従業員が新たなチャンスを求めて退職するのと同じように、雇用主はいつでも従業員を解雇することができるわけですから、決して雇用の安定は保証されていません。そこで、今回は、万一解雇された場合、すぐに米国を出国しなくてはならないのかどうか、知っておくべき重要なポイントについて述べてまいります。 2017年1月より、米国移民局はほとんどの就労ビザ保持者に対し、「グレースピリオド」という、60日間の出国猶予期間を認めるようになりました。これは、雇用が終了した瞬間にステータス違反とならないよう、ビザ保持者を保護する目的で設けられた措置です。よって、解雇=即出国、とパニックに陥る必要はありません。 対象となるビザクラス この60日間のグレースピリオドは、全てのクラスの就労ビザ保持者に与えられるものではありません。雇用終了後、短期間の猶予しか与えられないビザクラスもありますので、まずはご自身が60日間猶予の対象であるか、確認してください。 60日間のグレースピリオドが認められている就労ビザクラスは以下のとおりで、H-2B、H-3、P のビザ保持者には 60 日の猶予期間は認められていませんので、ご留意ください。 – E-1、E-2、E-3 – H-1B、H-1B1 – L-1 – O-1 – TN グレースピリオドは、認められた期間につき一度だけ利用することが出来ます。例えば、現在のビザクラスのステータスを延長するためにグレースピリオドを利用した場合、いずれは出国し、改めて入国しない限りは、新たなグレースピリオドの付与対象とはなりません。また、グレースピリオド中に米国を出国した場合は、残りの日数に関わらず、猶予期間は終了します。 ところで、グレースピリオドの期間中に、Form I-94 やForm  I-797 が失効する場合は、猶予期間は60日間ではありませんので、ご注意ください。例えば、Form I-94 やForm  I-797の有効期限日が、雇用終了日から15日後であった場合、猶予期間は60日間ではなく15日間となり、その間にステータスの延長や変更申請、または米国から出国しなくてはなりません。 グレースピリオドの要件 グレースピリオド中も、合法的に滞在することはできますが、米国移民局によって認められていない就労はできません。そもそもグレースピリオドとは、新たな雇用の確保、ステータス延長や変更申請の準備等のために与えられている期間です。よって、60日の間に、以下のいずれかのアクションを起こす必要があり、グレースピリオドの期間終了までにアクションを起こさなかった場合は、ステータスは取り消され、米国に滞在する資格を失います。 新たな雇用主の元で就労するための申請をする 猶予期間が終了する前に、米国から出国する計画を立てる […]

> 記事を読む

E&Lビザ配偶者の労働許可証 -アップデート-

先日、E、Lビザ保持者の配偶者のための労働許可証について、米国移民局のポリシーが大幅に変更されるニュースをご案内しましたが、ついに2022年1月31日より新ポリシーが完全に導入されました。2002年から施行されてきた従来のポリシーが、労働許可証の有無をめぐる集団訴訟の結論をもって、まさに大幅に変更される結果となりました。 この「変更」とは、以下のとおりです。 E-1、E-2 & E-3 ビザ保持者の配偶者 Eビザ保持者の配偶者が米国に入国しますと、「Class of Admission」のステータスがE1S、E2S、またはE3S (E-1、E-2、またはE-3ビザ保持者の配偶者/Spouse) と表記されたForm I-94が、米国税関国境警備局 (CBP) より発給されるようになりました。このI-94が、現在では、就労資格があることを証明する書類となります。言い換えれば、I-94の期限がある限り、米国での労働が認められており、従来のように、就労するために労働許可証を申請する必要はなくなった、ということです。 重要な注意点は、この新たな表記が含まれているI-94は、2022年1月31日以降に米国へ入国した場合に発給される点です。それよりも以前から米国に滞在しているEビザ保持者の配偶者が新表記のI-94を取得するためには、米国を出国、飛行機で再入国する必要があります。ただし、外国人が海外渡航する場合、渡航規制、入国規制、入国拒否など、あらゆるリスクを考慮しなくてはなりません。単にI-94を更新することだけを考えて渡航しないよう、ご留意ください。 L-1A、L-1Bビザ保持者の配偶者 (L-2 配偶者) L-1A、L-1Bビザ保持者の配偶者にも同じルールが適用されるようになりました。「Class of Admission」のステータスがL2Sと表記されているI-94が発給されていれば、米国で就労するための労働許可証を申請する必要はありません。 前述した通り、2022年1月31日よりも前から米国に滞在していた方で、新表記の I-94が必要な方は、米国に飛行機で再入国する必要があります。 有効な労働許可証をお持ちの方 現在、有効な労働許可証をお持ちの方は、そのまま労働を続けることができます。では、労働許可証の有効期限が迫り、延長する必要があるものの、配偶者用 (新表記) のI-94を所持していない、という場合はどうしたら良いでしょうか。この場合、I-94の期限があり、なおかつ、労働許可証が有効であるうちに労働許可証の延長申請をすれば、540日、または、 I-94の有効期限のいずれか早い期日まで、労働許可証の有効期限が自動的に延長されるようになりました。 労働する予定のない方 労働許可証や新表記のI-94は、EやLビザの配偶者ステータスで、かつ、労働を希望する方々にとって重要であることを理解しておきましょう。なお、米国で就労の予定がなければ、配偶者指定のない従来のI-94でも何ら影響はなく、これまで通り、その有効期限まで合法的な滞在資格が認められています。 ビザステータスの確認 このたびの労働許可証をめぐる変更点は喜ばしい進歩ですが、まずは、ご自身のビザステータスをよく理解し、常に確認することがとても大事です。 […]

> 記事を読む

米国市民権テストを受ける前に知っておくべき4つのポイント

米国市民権を取得するまでには、多くの時間と労力が掛かり、その長い道のりの最終ステップでは、帰化(市民権)テストがあります。ようやくテストの時点まで辿り着いたのですから、必ず合格するよう、十分な準備をした上で、テストに臨みたいものです。 それでは、テストを受ける前には、何を知っておくべきでしょうか? テストの把握 実際のテスト問題を見ることはできませんが、市民権テストは、すべての申請者に公平になるよう同じ形式が取られており、「英語テスト」と「公民テスト」の2つのパートで構成されています。それぞれの内容がどのようなものかを理解し、具体的に何を準備すれば良いかを知ることが大事です。 英語テストでは、英語の読み・書き・会話力が試されます。英語を概ね理解していれば良いのですが、そのレベルとしては、基本的な理解以上のことは求められません。つまり、若者向けの本や、むしろ子ども向けの本を読むことでも十分に対策になります。 公民テストでは、アメリカの歴史と政治についての理解度が試されます。巷では、市民権テスト対策用のクラスなどもありますが、インターネットを利用しても、十分に学ぶことが出来ます。テストでは、最大10問の米国の歴史・政治に関する質問が出題されますが、その質問のサンプルは、こちらをご参照ください。なお、65歳以上であれば、出題内容が限定されますので、こちらをご参照ください。 模擬テストの活用 前出のリンク先で質問サンプルを参照できるように、インターネット上では、テストのサンプルも簡単に見つけることが出来ます。勉強の方向性や成果を確認するためにも、本番のテスト前に、こうした模擬テストを活用することを強くお奨めします。 米国移民局も、質問サンプルと回答、学習教材の2020年度版(最新版)をこちらで公開していますし、また、こちらのサイトでは、模擬テストを受けることが出来ますので、ぜひご活用ください。 個々の状況に応じたテスト内容 市民権テストで問われる内容は、一律で同じというわけではありません。移民法によれば、一定の年齢以上の申請者は容易なテストを要求できる、とされていますし、年齢の他にも、経歴、米国での居住期間、学歴は、テストの出題内容を左右する要因となります。 ですが、市民権テストは、市民権をなるべく取得させないことを目的に設けられているのではありません。むしろ、様々な例外や便宜が図られていますので、詳しくはこちらをご参照ください。 ほぼ全員合格 あまりストレスを貯めずに、落ち着いてテストに臨みましょう。上述したように、申請者に対して配慮がなされていることから、このテストの合格率は91%と高いのです。テストの内容を理解し、それに向けた対策を取れば、市民権テストに合格することは、それほど難しいことではありません。 ブランドン・バルボ法律事務所では、米国市民権取得のお手伝いも致します。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

> 記事を読む